曲の練習方法と「譜読み」のコツ エアロフォンで好きな曲を演奏する

曲の練習方法と「譜読み」のコツ エアロフォンで好きな曲を演奏する

こんにちは、しゅうこです。

しゅうこ

大好きなあの曲を演奏してみたい!!

大好きな曲を演奏できるようになること、それが楽器を弾く一番の楽しみですよね。新しい曲に挑戦するワクワク感はひとしおです。

人に聴いてもらう・もらわないに関係なく、好きな曲を演奏できるとすごく楽しいです。

でも「練習してもなかなかリズムが合わない」「間違った癖がいつまでも直らない」という悩みはありませんか。楽器を使いながらリズムと運指を同時に考える練習方法には、実は効率が下がる落とし穴があります。

この記事では、曲の選び方から「譜読み」を活用した効率的な練習手順まで、具体的にまとめました。

エアロフォンを念頭に置いた内容ですが、他の楽器にも応用できます。目次からお好きなステップへジャンプしてみてください。

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曲を決める

新しく挑戦する曲を決めるのって、すごくワクワクしますよね。テキストに沿って決める場合もあれば、自分で選ぶ場合もあります。

好きな曲がいい!

好きな曲を練習するのが、一番モチベーションが上がります。

レッスンに通っている方は先生に相談するとレベルに合った曲のアドバイスをもらえます。

「この曲を演奏したい!」というモチベーションが重要なので、いくつか候補を選んでから相談すると、先生もアドバイスしやすいと思います。

実力よりも少しレベルが上の曲

現在の実力よりも少し難しい曲を選ぶのもひとつの選択肢です。少し難しい曲に挑戦することで演奏技術が上がりますし、達成感も得られます。

挫折しない程度の「少し難しめ」というのがポイントです。もちろん、易しい曲を表情豊かに演奏するのも素敵です!

白日に挑戦!

2024年春、私はKing Gnuの「白日」に挑戦しました。2021年発行の楽譜「ひとりで吹いてライブ気分!アルト・サックス人気プレイリスト」から選びました。

その時々の流行のポップスをはじめ、ジャズやディズニーソングなど40曲が収録されています。どの曲にしようか色々考えるのも楽しい時間です。

\ 使用した楽譜はこちら /

譜読み

曲が決まったら練習を始めます。みなさんはどのように練習していますか。

「譜読みが大事」とはよく聞くけれど、実際どうすればいいのか迷いますよね。

この一文を分解して考えると、効率的な練習方法が見えてきます。

  • 音程と正確なリズムを把握する
  • 楽器を使って練習する
  • 表情をつける
楽器を使わず譜読みをする様子

効率の悪い譜読み(体験談)

今まで私は新しい曲を練習する際、最初からエアロフォンを吹きながら練習していました。

原曲や歌を想像しながら、演奏と同時にリズムを考えるやり方です。

その方が「練習してる!演奏できてる!」感があって楽しいのですが、この方法にはデメリットがあります。

CHECK!
  • リズムと運指を両方考えながら練習するので時間がかかる
  • 雰囲気でリズムをとると再現性がなく、間違いに気づくのが遅れる
  • リズムが間違っていると、間違った癖がついてしまう
  • 難しい箇所がいつまでもできるようにならない

楽譜だけ見て音程と正確なリズムを把握する

リズムの難しい白日を練習するにあたり、先生から「まずは楽器なしで譜読みしましょう」と言われました。初めて楽譜だけの譜読みをしてみたところ、非常に効率的・効果的で驚きました。

楽器は使わずに、まずは楽譜だけで正確なリズムを把握する時間をつくります。

メトロノームで一定のリズムを刻みながら歌う方法を試しました。「タンタン、タータ、タタータ、タッタ」「ドレミ」など、やりやすい方法で構いません。

手拍子(机をたたく)や足拍子を併用するのもよいです。

全体がつまずかずに歌えるくらいのゆっくりの速度から始めるのがポイントです。簡単なところも難しいところに合わせた速度で行い、間違えやすいところには印をつけておきましょう。

こうして楽譜を歌う感覚は、曲の表情をつくる練習にもそのまま生きてきます。

ブレス位置を考える

ある程度リズムを把握できたら、ブレスの位置を考えておくと効率的です。

歌の場合は小節ごとの区切りではなく、実際の曲を聴いてブレスの位置を合わせると自然になります。

歌ではない場合も、拍子や流れによって適切なブレス位置があるので、レッスンに通っている方は先生に相談してみてください。

楽器を使う

リズムが把握できたら、いよいよ楽器の登場です。

あらかじめリズムを把握しておくと演奏に集中できるのでおすすめです。

ゆっくりの速度で演奏する

簡単なところは速いテンポで演奏したくなりますが、それをぐっと我慢して、難しいところをつまずかずに演奏できる速度から始めます。そしてメトロノームの速度を1〜3ずつ徐々に上げていきます。

最初は音程とリズムをとるので精一杯ですが、以下のことも同時に意識しながら少しずつ練習しましょう。

  • スラー、タンギングなど演奏方法の確認
  • 運指の工夫
  • 強弱などの表現をつけていく

いきなり全部通すのは難易度が高いので、パート毎に区切って練習するのもよい方法です。

ある程度の速度で演奏できるようになってきたら伴奏と合わせます。逆に言うと、ある程度の速度まではメトロノームでしっかり練習するのをおすすめします。

メトロノームを使って練習する様子

伴奏に合わせる

個人的な体感として、原曲の80%くらいまでメトロノームを使って演奏できるようになると、そろそろ伴奏と合わせたいという欲がでてきます。

メトロノームに限界を感じてきたころに伴奏と合わせて練習すると、楽しさが倍増します。

伴奏に合わせる時もゆっくりから始めて、徐々に速くしていくのが鉄則です。

不思議なもので、メトロノームでは80%の速度が限界だったものが、曲に合わせるとBPM+10くらいで演奏できます。

曲にのれているという理由と、多少のリズムのズレを音楽が許容してくれるからだと思います。

最強の相棒アプリ:Anytune

\ 伴奏の速度調節はAnytuneが便利! /

Anytune

Anytune

Anytune Inc.無料posted withアプリーチ

伴奏の速度を変えたいときに役立つアプリです。5%刻みで速度を変えることができ、練習がはかどります。スマホとエアロフォンをBluetoothで接続すれば、Anytuneの音をヘッドホンで聴きながら練習できます。

また、原曲が速すぎてどうしても100%のテンポでは演奏できない時、無理に100%を目指す必要はありません。90%なら気持ちよく演奏できるけど、100%になると指が回らなくなる、ということはよくあります。

そんな場合は、90%の速度で演奏してしまうのもありです。90〜95%くらいなら、あまり違和感もありません。

曲にもよりますが、楽譜の設定速度が速い場合にはもっと遅くても大丈夫なこともあります。趣味でやるのであれば、楽しくできるのが一番です。

練習に合わせる伴奏音源そのものの入手先は、こちらの記事でくわしく紹介しています。

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まとめ

新しく挑戦する曲の決め方から、仕上げるまでの練習方法を紹介しました。

今まで特に意識していなかった「譜読み」としっかり向き合ったところ、非常に質の高い練習ができるようになりました。

曲を細かく解釈したり表情をつけるレベルはもちろん個人差がありますが、リズムをあらかじめ把握しておくと演奏に集中できるので非常に効率的です。

楽譜だけと向き合う「譜読み」の時間、ぜひとってみてください。

あきらめず、気楽に、気長に音楽を楽しみましょう!