エアロフォン エフェクトの楽しみ方と注意点 練習で気を付けたいポイント

エアロフォン エフェクトの楽しみ方と注意点 練習で気を付けたいポイント

こんにちは、しゅうこです。

読者

エアロフォンの音色って、エフェクトがついていて華やか!

エアロフォンの内蔵(プリセット)音色には、コーラスやリバーブなどの複数のエフェクトが最初から組み込まれていることが多いです。

コーラスやリバーブの効果によって演奏に奥行きや厚みが出るので、演奏していてとても楽しいです。

ただ、エフェクトは演奏を豊かにしてくれる素敵な機能である一方、練習では少し注意しておきたいポイントがあります。

この記事では、エフェクトのメリット・デメリットと、私が実際に体験した「エフェクトに頼りすぎていた失敗」、そしておすすめの設定方法を紹介します。

それでは、目次からどうぞ。

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エフェクトのメリット・デメリット

まずは、エフェクトにはどんな良さと注意点があるのかを簡単に整理します。

メリット 演奏に厚みと奥行きが出る

リバーブやコーラスを適度に使うことで、演奏時の雰囲気や演出に厚みが出て、表現が強調されます。

  • リバーブ:音に空間や奥行きを与え、演奏がより生き生きと聞こえる
  • コーラス:音を重ねて合唱のようにする

エフェクトをかけてヘッドホンで練習すると、まるで大きなホールや教会などで演奏しているような満足感があります。

デメリット 音の輪郭がぼやける

過剰なエフェクトは、音の輪郭やニュアンスがぼかされてしまい、細かい表現に影響を与える可能性があります。

特にクラシックやアコースティックな表現を求める場面では、エフェクトが「余計」、あるいは「過剰」と感じられることがあります。

また、アンプなどの音響機器に接続する場合は、エフェクトが効きすぎていると遅延の原因になります。

響きのよい会場では、音響機器側でさらにエフェクトを重ねると、くどくなるかもしれません。

ドライ音色との出会い

ここからは、私自身が「エフェクトなしの音」と出会ったときの体験談です。

私は完全な管楽器初心者で、2022年6月からエアロフォンを始めました。

エアロフォンが初めての本格的な管楽器で、アコースティック・サックスを吹いたことは一度しかありません。(小学生時代のリコーダーだけ)

そのため、エフェクトありのプリセット音色を、特に何も考えずに使っていました。

エフェクトなしの音をドライと呼ぶ」ということを知ったのは2024年12月ごろです。

それまでエフェクトありの音色をずーっと使っていたので、アルトサックスの音色をドライにした時の衝撃は忘れられません。

「しょぼい、、」(よく言えば「物足りない」)←初心者の感想なので怒らないで(汗)

しかし、同時にショックを受けたことがあります。

ギクッとする女性

え、タンギング全然できてないじゃん

\ エフェクトも自在に楽しめるエアロフォン /

タンギングが甘くなる 正確さに欠ける

エフェクトに頼った練習で、いつの間にか起きていた問題がこちらです。

スケールやラクールといった基礎練習は大好きで、習い始めてからコツコツと続けてきました。

タンギングや強弱など、アーティキュレーションが少しずつできるようになって、楽しさも飛躍的にアップしてきたタイミングだったので、結構ショックでした。

ギクッとする女性

(再)え、タンギング全然できてないじゃん

下の図のように、目指している理想のタンギングは、音と音の隙間が限りなく狭い、かつ、しっかりと区切りができている状態です。

しかし、ずっとエフェクトありで練習してきた私のタンギングは、エフェクトを取り去ると、音と音の隙間がかなり広い状態でした(勘違いタンギング)。

エフェクトの効果で余韻が伸びた音を聴いてタンギングしていたことになります。

理想のタンギングと勘違いタンギングの比較図

その事実に気が付いた時は愕然としましたが、エアロフォンへの情熱は冷めることはありません。

応援する女性

よし、ドライ音色で練習するぞ!

ドライ音色の魅力

ドライ音色に切り替えてから、練習の感覚は大きく変わりました。

1、2か月はエフェクトがない物足りなさを感じていましたが、人間の耳って不思議です。今は完全にドライ音色に慣れています。

考える男性

むしろドライがいい!

ドライ音色のよいところは、音の輪郭がはっきりすることです。音の長さや強弱など、自分の技術が正確に反映されるので、改善点が分かりやすくなりました。

強弱に関しても、今まではエフェクトの恩恵を受けすぎていたので、より細かな表現をめざして練習に励んでいます。

半年くらい使い続けると、ドライ音色は素朴で素直ないい音だなあと思うようになりました。改めて、エアロフォンという電子楽器の底力に感服しています。

では実際に、私が普段使っている音色の設定を簡単に紹介します。

CHECK! 場面別のおすすめ設定
  • スケールやラクールなどの基礎練習:アルトサックスの音色をエフェクトなし(ドライ)で使用
  • テンポ速めの曲:ドライがおすすめ(エフェクトがあると音の切れ目がはっきりしなくなるため)
  • テンポゆっくりの曲:リバーブを設定の1/3~半分くらいにして、エフェクトの恩恵を受ける

もちろんエフェクトを使う・使わないは完全な好みなので、「演奏していて楽しいなー」という設定が一番です。

エフェクトを自由に調整できるのは、エアロフォン(電子楽器)の特権なので、楽しく使えるといいですね。

リバーブを細かく調整する手順

リバーブの量を調整する手順はこちらです。

  • ①Aerophone Pro Editorで使用する音色を選び、EDITORボタンを押す
  • ②リバーブ(RV)以外のエフェクトをオフにする
  • ③RVを長押しする
  • ④REVERB画面の「OUTPUT」ボタンを押す
  • ⑤Reverb Levelを好みの値に調整し、ユーザー登録する
Aerophone Pro EditorのEDITOR画面でリバーブ以外のエフェクトをオフにする
REVERB画面のOUTPUTでReverb Levelを調整する

詳しい操作方法は、こちらの記事にまとめています。

\ AE-20を基礎から楽しめるガイドブック /

まとめ

管楽器の経験がなく、エフェクトありの音色がその楽器の音なのかなと、ずいぶん長い間勘違いをしていました。

実際にドライ音色を使ってみて、エアロフォンのプリセット音色のすばらしさと、エフェクトが自在に調整できる精密さを体感しました。

エアロフォンの小さなボディに、これだけの技術が詰まっていることに感服します。

しゅうこ
しゅうこ

ドライ音色を手に入れ、さらに演奏の幅が広がる予感でワクワクしています

基礎練習の時はドライの方が正確な技術を身に着けやすいと思います。

エフェクトは素晴らしい機能なので、場面に合わせて自由に楽しく使っていきたいですね。